前回の記事では、よっしぃがなぜエコな家として高気密高断熱住宅を選んだのか?について紹介しましたが、今回はよっしぃの考える高気密高断熱住宅のメリット・デメリットをまとめてみました。
よっしぃの考える高気密高断熱住宅のメリット
ランニングコストを中心にトータルコストが安くなる
前回の記事でも紹介しましたが、30年以上住むなら高気密高断熱(HEAT20G2グレード)の方が安上がりになるということでしたね。住宅ローンを30年ほどで組む人が多いハズなので(よっしぃも30年以上です!)、多くの方は高気密高断熱にコストをかけた方がいいのでは?と思います。
なお、この所高断熱のポイントになる樹脂窓は競争が激しくなっていると感じます(=コストが下がる)。YKKさんは明らかに樹脂窓に力を入れてきていますし(よっしぃが採用したAPW430も当初より見積もり額が下がりました)、樹脂窓の老舗となるエクセルシャノンさんが魅力的な新商品を出すなどしています。
快適な生活が送れる
これも松尾先生が動画でカビやダニの発生しづらい家について紹介してくれています。
よっしぃは動画にある通りカビやダニとできるだけ共存しない衛生的な生活を送りたいと思っていますし、血圧高めなので将来ヒートショックで突然死しないためにも、部屋同士の温度差が少ない高気密高断熱住宅に住みたいです。今の自宅では冬の寒い時期は血圧を測りたくなくなるくらいに上がるので、結構切実です・・・
今健康なひとも、40代になるとなにかしら身体に異常でてくるよ!(;ω;)
資産価値をあげられる
ブログや動画(特にラクジュ本橋先生の動画がオススメです!)などでも紹介されていますが、今後の住宅は資産価値を高めた方がいいと思っています。
なぜなら、今は不自由ない生活を送れていますが、自分や家族が病気になったりケガをしたり、働けなくなったりしたら生活が一変してしまいます。そういった万が一の時に自分の住宅であっても売却なりできるように資産価値を高めておくことは大切だと思っています。
現在日本の中古住宅は価値が低いとされていますが、欧米では何世代にも渡って建てた住宅が使われていくとのことです。日本においても国土交通省が長期にわたって住宅を使えるようにする施策(=長期優良住宅)が2009年にスタートしています。今後日本においても中古住宅が流通すると予想した場合、長期優良住宅や、ZEHなど公的な機関で認定されることは住宅の資産価値を考えた時重要なことだと思います。
国や自治体の補助金が設定されている
上記にもかぶりますが、日本では下記のような補助金が出されるような施策がされています。補助金が設定されるということは、国がその分野を育てていきたいからだと思うので、将来のためにできる限り活用できた方が良いと思います。
具体例
- 住まい給付金
- ZEH(ネット・ゼロ・エネルギーハウス)
- 長期優良住宅(グリーン化住宅含む)
- 各自治体の施策
よくまとまったサイトがありましたので、詳細はこちらをご確認ください。
https://www.sumai-fun.com/money/sintiku/
例えばよっしぃは、長期優良住宅(税制優遇)・住まい給付金・ZEH+R・市町村設定の補助金(子育て支援関係)の取得を目指しています。単純に合計すると250万くらい・・・?
正直大きいですよね!
デメリット
イニシャルコストがあがる
前回の記事中の動画でも紹介していますが、10年くらい住むという仮定であれば気密や断熱が最低限の住宅(平成25年基準)が一番コストパフォーマンスが良いということでしたね。イニシャルコストをかけられない人もいるとは思いますが、高気密高断熱にするか否かは住む年数で考えてみるといいと思います。
風通しのいい住宅にならない
よっしぃも住宅購入を考えたばかりのころはいわゆる「通風」を大切にした気持ちのいいエコな家を考えていました。ただ、冷静に考えてみると通風で気持ちいい生活を送れるのは地域にもよりますが、1年のうち春(4月〜5月)、秋(10月〜11月)くらいじゃないでしょうか?昔は夏の夜に窓を全開にして涼を取ったりした記憶がありますが、現在の夏にそんなことをしようとは思えません・・・というか、暑さ・寒さをガマンすると身体に悪い・・・(;ω;)
まとめ
少しずつ高気密高断熱住宅が増えているとのことでしたが、メリットが理解されていくとこういった住宅が当たり前になる時代がくると思っています。チャンスがあれば高気密高断熱住宅をどこかで体験されるとわかりやすいと思いますよ!コロナ騒ぎで時代の変化は加速しているかもしれないですね。
このブログもそういった情報提供に役立てればと思っています!